おっぱいが出ないのは、あなたのせいじゃない。

母乳育児をうまくいかせるためには、
産後どれだけ早くおっぱいを吸わせたか、どれだけたくさん吸ってもらったか。
そのタイミングとそれぞれの個性にあったコツがあるんです。

「私のおっぱいは出ないから」
「乳首が短いから」
「吸わせ方が上手じゃないから」
「乳頭が固いから」

ほんとによく聞く声です。
お母さんは優しい。
だから自分を責めます。もっと私が・・・。

でもね。お母さん。あなたのせいじゃない。
それぞれの理由もあるでしょう。
でもほとんどが、
十分なケアを受けなかったこと。
コツを知らなかっただけ。
それだけのことがほとんど。

ここで、どうか皆さん覚えていてほしいんです。まわりの妊婦さん、お母さん方にも伝えてください。

できるだけ早く母乳育児を軌道にのせるには、
ゴールデンタイムがあります。

まず、産後直後から9日目。
次に、産後2週間目。
次に、産後1か月。
次に、産後1か月半。

産後早い段階で、できるだけ早くたくさん吸わせていることがとてもとても大事なのです。
最低1日8回以上、時間を決めずに十分に吸わせておくことが重要です。

母乳育児について素人の皆さんが、知識を知らないのは当たり前です。
母乳育児支援を行う、専門家の私たちに責任があると私は思っています。
それぞれに合ったオーダーメイドの子育て支援ができるシステム作りが必要なのです。

「あの人は何もせずにうまくいったのに、わたしはおっぱいがでなかった。」

あなたも我が子も他の人と同じ人なんてどこにもいないんです。
生まれてきた大きさも、育児環境も、性格も、おっぱいの形も、身体もみんな違うものなんですから。
だから、自分と我が子に合ったオーダーメイドのケアを選んでください。

どうか自分を責めないでください。
赤ちゃんは、おかあさん、あなたを選んだのです。
赤ちゃんは、あなたが好きなんです。
あなたのおっぱいが好きなんです。

ふたりが仲良く楽しくおっぱいライフを過ごせるように、

助産師のケアを選んでください。。。

お会いできるのを楽しみにしています。

心地良い乳房ケアを自宅にお届け
クバの葉助産院
はしもとえりこ