家族でいのちの準備会

【家族でお産の準備】

彼女は、
4人目の赤ちゃんを帝王切開で迎えます。

もっと自分のお産に、
家族のお産にしたい。
今までの産後は、
子ども達を可愛いと愛でる余裕もなく
辛かった。
今度はしあわせな産後にしたい。

彼女の
ささやかな当たり前の希望。

あなたが覚悟を決めて
臨んでいくあなたのお産。
納得のいく、
しあわせな時間になれるように
家族みんなで準備会をしました。

お話は、
赤ちゃんのお腹の中での成長。
0.1ミリから始まる命。
誰にも教わっていないのに、
赤ちゃんは、自分で大きくなってくる。
お母さんの身体には、
赤ちゃんを育て守る力が
備わっているという、
事実をみんなに伝えました。

そして、
3人が生まれた時のストーリーを
振り返りました。
長女のお姉ちゃん、
産道に入る時に歪んで入ってしまって、
(回旋異常と言われます。)
陣痛が進まず、
緊急帝王切開になったことを
お母さんから聞きました。

お母さんとよく頑張ったね。
辛かっただろうし、
不安もあっただろうけど、
会いたくてたまらなかった。
だから、
力を振り絞って産まれてきたんだね。
よく産まれてきたねー。
そんなことを振り返ると、
お姉ちゃんは、
少し誇らしげに笑顔になりました。

みんなが産まれてきた
お母さんのお腹に残る
キズも、
みんなが産まれてきた証。
みんなですりすり触って。

お腹の赤ちゃんを
みんなで触れて、
聴いて、
感じた。
赤ちゃんの頭、肩、背中、お尻、足。
お腹の世界を想像しながら、
赤ちゃんを感じた。

お母さんは、みんなに触れてもらったことにすごく感動してました。

こんなのはじめて!
なんか、
なんて言えばいいんだろー。
人間、人間って感じなのかな!
すごい!

って。

触れてもらうことで、
赤ちゃんと自分の一体感を感じたのかな〜。

そして、
彼女は無事に赤ちゃんを出産しました。

彼女が産み出した4人目の命。
4人目のお産。

産後はどうやって過ごしているかな〜。
赤ちゃんを迎えるために決めた、
お仕事分担を子ども達はできているかな〜。
家族でわちゃわちゃながらも、
ゆるゆると過ごせてるといいな。
何かあったら手伝いに行くからねー。
声かけてねー。